いち‐しちにち【一七日】
1 人の死後7日目にあたる日。また、その日に死者を供養する法要。ひとなのか。いっしちにち。初七日(しょなのか)。 2 7日間。「—の願がけ」
いちよう‐らいふく【一陽来復】
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》 2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「—の春」 3 悪いことが続...
いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
いっこう‐いっき【一向一揆】
室町・戦国時代に近畿・北陸・東海地方に起こった一向宗(浄土真宗)門徒の一揆。僧侶、門徒の農民を中心に、名主・地侍が連合して、守護大名・荘園領主と戦った。加賀一揆のように一国を支配したものもあった...
いっ‐さん【一算】
[名](スル) 1 1回計算すること。「—願います」 2 算木によって一度占うこと。「卦を設け、—するに至って」〈読・英草紙・四〉
いっ‐しょう【一生】
1 生まれてから死ぬまでの間。終生(しゅうせい)。生涯。「幸せな—を送る」「事業に—を捧げる」「—を棒にふる」「—忘れられない出来事」 2 やっと生き延びること。一命。「九死に—を得る」 3 (...
いっしょう‐の‐ねがい【一生の願い】
生きている間に一度しかしないような、重要な願い。一生のお願い。「木村は—として葉子との結婚を申し出た」〈有島・或る女〉
いっその事(こと)
1 「いっそ1」に同じ。「どうせ負ける相手なら—新人をぶつけて鍛えよう」 2 投げやりな気持ちになって、極端な事態になることを願望するさま。「—焼けてなくなればいい」
いで‐や
[感]《「や」は終助詞、「いで」を強めていう語》 1 困惑やとまどいや不承知の気持ちなどを表す。いやもう。さあ。さてまあ。「—、憂かりける世かな」〈源・少女〉 2 改まって事柄を述べるときに用い...
いと‐ま【暇/遑】
《「いと」は「いとなし」の「いと」で休みの時、「ま」は間の意》 1 用事のない時間。ひま。「休む—もない」 2 一時的に休むこと。休暇。「三日ほどのお—を乞う」 3 職務を離れること。辞職。また...