ひのし‐ずり【火熨斗摺り】
火熨斗をかけそこなって、布をいためること。また、その布の部分。「—をでかしたことが、こごとの度に出るだ」〈滑・浮世風呂・二〉
ひ‐ぶろ【日風呂】
毎日入浴すること。→日髪(ひがみ)日風呂
ひら‐づつみ【平包み/平裹み】
物を包むための正方形の布地。袱紗(ふくさ)、風呂敷など。「—どうどおろして休みける」〈浄・卯月の潤色〉
ビッグバス‐こうか【ビッグバス効果】
業績が悪化し、赤字が不可避な年度に、あえて不良在庫の処理やリストラを一挙に進めることによって巨額な特別損失を計上し、翌期以降の損失・費用負担を軽減させ、業績がV字回復したように見せること。 [補...
びろ‐つ・く
[動カ四] 1 ぶらぶら動く。「いや、腕が—・く」〈虎明狂・昆布売〉 2 異性にでれでれする。「岩永は女に—・かねえから」〈滑・浮世風呂・二〉
ふ【敷】
[常用漢字] [音]フ(呉)(漢) [訓]しく 〈フ〉平らに広げて全体に及ぼす。しき延べる。「敷衍(ふえん)・敷設」
〈しき(じき)〉「敷居・敷金・敷地・敷布/座敷・屋敷・河川敷・千畳敷・風...
ふう
[感]相手の話に感心したり、あきれたりしたときに発する語。「—、お客とか」〈滑・浮世風呂・二〉
ふた【蓋】
1 物の口にあてがってふさぐもの。「鍋(なべ)の—をとる」 2 サザエ・タニシなどの貝の口を覆うもの。 3 スッポンのこと。「江戸ぢゃあね、すっぽんをしゃれて—といひやすよ」〈滑・浮世風呂・二〉
ふたつ‐どり【二つ取り】
二つのうちから一つを選び取ること。「わたしなら—は伴内さ」〈滑・浮世風呂・二〉
ふゆ‐がまえ【冬構え】
冬ごもりのしたく。冬を越すために寒さや風・雪・霜などを防ぐ設備をすること。《季 冬》「外風呂へ歩みの板や—/紅緑」