け‐かつ【飢渇】
食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。「二年が間世の中—してあさましき事侍りき」〈方丈記〉
賢者(けんじゃ)饑(ひだる)し伊達(だて)寒(さむ)し
《賢者は清貧のために食べ物にも事欠き、伊達者は見えを張って薄着をするので寒い思いをするという意から》世間並みでない行いをする人はつらい目にあうの意。
こおり‐あずき【氷小豆】
小豆あんに削り氷をかけた食べ物。金時。《季 夏》
こな‐もの【粉物】
小麦粉・米粉・そば粉などを材料にしてつくられる食べ物。特に、小麦粉を主材とするお好み焼きやたこ焼きをさす。
こなれ【熟れ】
1 食べた物がこなれること。消化。「—の悪い食べ物」 2 物事を理解し習得した程度。「—の悪い文章」
こな・れる【熟れる】
[動ラ下一][文]こな・る[ラ下二] 1 食べた物が消化される。「胃のぐあいが悪く、食べ物がよく—・れない」 2 世慣れて円満になる。かどがとれる。「人間が—・れてきた」 3 物事に熟練する。無...
コンフォート‐フード【comfort food】
口にするとほっとする食べ物。子供のころに食べた家庭料理や郷土料理、幸福感を得られる甘い菓子など。
ごきぶり‐ていしゅ【蜚蠊亭主】
やたらと台所に入りこみたがる夫を揶揄(やゆ)していう語。また、夜中に台所でこっそり食べ物をさがす夫のこと。
さかさ‐ばし【逆さ箸】
嫌い箸の一。盛り合わせの料理を取るときに、箸を逆さに持って食べ物をつまむこと。取り箸を用意するとよい。
さけ‐の‐さかな【酒の肴】
酒を飲むときに添える食べ物。また、酒席に興を添える事柄や話題。「豆腐を—にする」「友人の結婚話を—にして盛り上がる」→肴(さかな)