びん‐どうぐ【鬢道具】
髪を結い、または飾るのに用いる道具。
びん‐ちょう【鬢長】
⇒びんなが(鬢長)
びん‐なが【鬢長】
サバ科の海水魚。マグロの一種で、全長約1メートルと小形。胸びれが著しく長い。世界の温帯海に分布。主に缶詰の材料とされる。とんぼしび。びんながまぐろ。びんちょう。《季 冬》
びんなが‐まぐろ【鬢長鮪】
⇒鬢長(びんなが)
びんのほつれ【鬢のほつれ】
地歌・うた沢・小唄の曲名。「びんのほつれはまくらのとがよ」のうたい出しで短い歌詞のもの。鬢ほつ。
びん‐はさみ【鬢挟み】
鬢の毛が乱れないように挟んでとめておくもの。
びん‐はり【鬢張り】
鬢差(びんさ)しの、上方での名称。
びん‐ぱつ【鬢髪】
鬢の部分の髪。また、頭髪。
びん‐ぷく【鬢幅/鬢服】
1 公家の少年の髪の結い方。耳の後ろの髪を耳が隠れるほどにふくらませて、後ろに垂らしたもの。 2 近世、公家の若年の男女が、髻(もとどり)につけた入れ髪で輪の形を二つ三つ作り、前額部に垂らし、油...
びん‐ぼうし【鬢帽子】
1 左右に布を垂れて鬢のあたりをおおうようにしたかぶりもの。「—したる雲客うちほほゑみて」〈太平記・三五〉 2 江戸時代、病人が手ぬぐいなどを頭に巻き、端を鬢のあたりに垂らしたもの。