さんぞうし【三冊子】
江戸中期の俳論書。3冊。服部土芳(はっとりとほう)著。元禄15年(1702)成立、安永5年(1776)刊。「白冊子」「赤冊子」「忘れ水(黒冊子)」の3部からなり、蕉風を忠実かつ体系的に伝えようと...
さん‐たな【三棚】
近世、武家の新婦が婚家に持参する道具の、厨子棚(ずしだな)・黒棚・書棚のこと。化粧道具や書物などを置く。
サンタマリア‐だいせいどう【サンタマリア大聖堂】
《Concatedral de Santa María》スペイン西部の都市カセレスにある大聖堂。13世紀創建のロマネスク様式の教会に起源し、15世紀から16世紀にかけてゴシック様式で建造。内部の...
さんだいやくもの【三大役物】
葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」のうち、特に優れた作品とされる「神奈川沖浪裏」「凱風快晴(赤富士)」「山下白雨(黒富士)」の3作品をさす。三役。
さん‐てん【三天】
《「さんでん」とも》仏語。摩利支天(まりしてん)・大黒天・弁財天のこと。
さんないまるやま‐いせき【三内丸山遺跡】
青森市にある縄文前期から中期の遺跡。大規模な竪穴住居・掘立柱建物・墓地跡が確認され、多数の木製品・漆器・骨角器などが出土。また、各地の翡翠(ひすい)・黒曜石などの出土物から、遠隔地との交易もあっ...
さんば‐そう【三番叟】
1 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役およ...
サンバルトロ‐コヨテペック【San Bartolo Coyotepec】
メキシコ南部、オアハカ州の町。州都オアハカの南約10キロメートルに位置する。バロネグロとよばれる黒い光沢をもつ陶器の産地として有名。
さんぱく‐がん【三白眼】
黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のある目。人相学上、凶相とされる。
さん‐ふどう【三不動】
有名な三つの不動明王。 平安時代に描かれた、大津園城寺の黄不動、高野山明王院の赤不動、京都青蓮院の青不動の三つの不動明王画像。
東京の目黒不動・目白不動・目赤不動。