じゅう‐だん【十段】
1 柔道・空手などでの最高段位。 2 囲碁の七大タイトルの一。昭和37年(1962)創設。十段戦の勝者がタイトルを手にする。 [補説]昭和35年(1960)に創設された将棋の十段は、昭和62年(...
じゅうだん‐せん【十段戦】
囲碁の七大タイトル戦の一。昭和36年(1961)創設。タイトル保持者とトーナメント戦優勝者が五番勝負で対戦し、勝者が十段のタイトルを手にする。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5...
じゅうに‐いんねん【十二因縁】
仏語。人間が過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)の三界を流転する輪廻(りんね)のようすを説明した12の因果関係。無明・行(ぎょう)の過去の二因、識・名色・六処・触・受の現在の五果、愛・取・有...
じゅうにいんねん‐えまき【十二因縁絵巻】
鎌倉時代の絵巻。1巻。仏教の十二因縁を説話風に表したもの。
じゅうに‐うん【十二運】
九星で、12年で一巡する吉凶の運勢。胎・養・長・沐・官・臨・帝・衰・病・死・墓・絶の12で、胎から帝までの7年を吉、衰から絶までの5年を凶とする。江戸時代に暦にのせられ、前の7年を有卦(うけ)、...
じゅうにおん‐おんかい【十二音音階】
12の半音からなる音階。すべての12音を平等に扱い、幹音と派生音の区別をしない。
じゅうにおん‐おんがく【十二音音楽】
無調音楽を理論的に徹底化し、1オクターブの中にある12の音に平等の価値を与えるように組織的に作られた音楽。20世紀初頭に、シェーンベルクとその弟子によって確立された。ドデカフォニー。
じゅうに‐かい【十二階】
⇒冠位(かんい)十二階 凌雲閣(りょううんかく)の通称。
じゅうに‐から【十二雀】
コガラの別名。
じゅうに‐がつ【十二月】
一年の12番目の月。最後の月。師走(しわす)。極月(ごくげつ)。臘月(ろうげつ)。《季 冬》「—上野の北は静かなり/子規」