いっきょ‐して【一挙して】
[連語]「一挙3」に同じ。「余勇を鼓して—太宰府を陥れた」〈露伴・平将門〉
いっきょしゅ‐いっとうそく【一挙手一投足】
《韓愈「応科目時与人書」から。一度手を挙げ、一度足を踏み出す意》 1 こまかな一つ一つの動作や行動。「—に気を配る」 2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。「—の労を費やす」
いっきょ‐りょうとく【一挙両得】
《「晋書」束晳(そくせき)伝から》一つの事を行って、同時に二つの利益を得ること。一石二鳥(いっせきにちょう)。一挙両全。「—をねらう」
いっき‐よみ【一気読み】
[名](スル)長編やシリーズなど、分量のある本を短期間にまとめて読むこと。「まんが全巻を—する」
いっ‐く【一口】
1 一つの口。転じて、人ひとり、また、生き物1匹。いっこう。 2 釜など口のあいている器物や、刀剣など刃物の一つ。→口(く)
いっ‐く【一句】
1 連歌・俳諧で、一つの発句または付句。俳句一つ。「—ひねる」 2 漢詩で五言・七言のひときり。また、和歌で五文字・七文字のひときり。 3 話・文章などの一節。また、一言。
いっく‐ぎれ【一句切れ】
「初句切れ」に同じ。
いっく‐どうおん【一口同音】
1 多くの人が声をそろえて、章句を唱えること。 2 多くの人がそろって同じことを言うこと。異口同音(いくどうおん)。「祈りをせよやとて、船中の上下、—に観音の名号をとなへけるに」〈幸若・新曲〉
いっ‐け【一家】
1 一軒の家。いっか。 2 家族全体。一家族。いっか。「—四人のものがふだんのように膳に向かって」〈鴎外・阿部一族〉 3 同じ家系の者全体。または、それに家来や雇い人をも含めた全体。同族。同門。...
いっ‐けい【一系】
同じ血統。ひとつながりの血筋。「万世—」