いっ‐こく【一国】
1 一つの国。一か国。 2 その国全体。国じゅう。全国。「—をあげて歓迎する」 3 ⇒一刻
いっこく‐いちじょう【一国一城】
1 一つの国と一つの城。また、それを領有すること。 2 一つの国に城を一つだけ置くこと。元和元年(1615)江戸幕府が諸大名の軍事力を抑えるため、領内で居城以外の城を破却させた「一国一城令」による。
一国(いっこく)一城(いちじょう)の主(あるじ)
《一つの国、または一つの城を所有している人の意から》他から援助や干渉を受けず、独立した領分をもつ者。
いっこく‐しゅぎ【一国主義】
⇒単独行動主義
いっこく‐せんきん【一刻千金】
《蘇軾「春夜詩」の「春宵一刻値千金」から》わずかな時間が千金にも相当するということ。楽しい時や貴重な時が過ぎやすいのを惜しんでいう語。
いっこく‐せんしゅう【一刻千秋】
わずかな時間が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちにいう。一日千秋。「—の思いで待って居る」〈独歩・泣き笑い〉
いっこく‐にせいど【一国二制度】
一国の中に、政治制度・経済制度の根本的に異なる地域が複数ある状態。多く、社会主義国の中国において、1997年に英国より返還された香港などで資本主義や独自の政治制度が認められている状態をいう。19...
いっこく‐もの【一刻者/一国者】
頑固で自分を曲げない人。一徹者。
いっこく‐りょうせい【一国両制】
⇒一国二制度
一刻(いっこく)を争(あらそ)・う
少しの時間も無駄にできず、急がねばならない。急を要する。「事態は—・う」