いちご‐いちじゅう【一伍一什/一五一十】
一から十まで。初めから終わりまで。一部始終。「遭難に至るまでの、—を物語りて」〈竜渓・経国美談〉
じゅうごかげつ‐よさん【十五箇月予算】
会計年度(4月から翌年3月)の原則を外し、1月から3月までに執行するその年度の補正予算と、翌年度予算の計15か月分を一体的に編成すること。 [補説]補正予算で行う公共事業・中小企業対策などを継続...
じゅうご‐しゅう【十五宗】
仏教の15の宗派。十宗に、大念仏宗(融通念仏宗)・一向宗(浄土真宗)・時宗・日蓮宗・雑宗(ぞうしゅう)の五宗を加えた称。
じゅうごしょうねん【十五少年】
フランスの作家、ジュール=ベルヌの冒険小説「2年間の休暇(Deux ans de vacances)」(1888)を森田思軒が少年向けに日本語訳したもの。訳は英語版からの抄訳。明治29年(189...
じゅうご‐だいじ【十五大寺】
奈良を中心とする15の大寺院。東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・薬師寺・西大寺・法隆寺・新薬師寺・太后寺・不退寺・京法華寺・超昇寺・招提寺・宗鏡寺・弘福寺(川原寺)。また、東大寺・興福寺・薬師寺・...
じゅうごにち‐がゆ【十五日粥】
正月15日の朝に食べる小豆粥。一年中の邪気を払うとされる。望(もち)の粥。あずきがゆ。《季 新年》
じゅうごねん‐せんそう【十五年戦争】
昭和6年(1931)から昭和20年(1945)まで足かけ15年間にわたる日本の対外戦争の称。満州事変・日中戦争・太平洋戦争は、相互に密接、不可分な、ひとつづきの戦争であるという認識から生まれた呼称。
じゅうご‐の‐はる【十五の春】
中学校を卒業し、高等学校に入学する時期。 [補説]昭和30年代後半、高校全入運動とともに広まった言葉。「十五の春は泣かせない」は当時京都府知事だった蜷川虎三がとなえたスローガン。
じゅうごのハンガリーののうみんのうた【十五のハンガリーの農民の歌】
《原題、(ハンガリー)15 magyar parasztdal》バルトークのピアノ組曲。全15曲。1914年から1918年にかけて作曲。自身で採集したハンガリー民謡を題材とする。1933年、うち...
じゅうごばんうたあわせ【十五番歌合】
平安時代中期から後期頃に編纂された和歌集。30人の歌人による名歌30首を、15組による歌合形式でまとめている。前田育徳会(尊経閣文庫)が所蔵する伝本は8首のみの残欠(国宝)。