[感]《感動詞「いや(否)」+終助詞「さ」から。「いや」を強めていう語》
  1. 相手の言葉を押さえ、自分の考えを述べようとするときに用いる語。

    1. 「—、侍が町人にかやうに踏み叩かれ、おめおめ帰りて済むか」〈伎・壬生大念仏〉

  1. 自分が今言ったことを取り消したり、訂正したりするときに用いる語。

    1. 「もし、お富、—、お富さん」〈伎・浮名横櫛

出典:青空文庫

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