えん‐こう【円光】
1 まるい形の光。 2 仏・菩薩(ぼさつ)の頭の後方から放たれる光の輪。後光(ごこう)。 [補説]作品名別項。→円光
えんこう【円光】
生田長江の戯曲。堺利彦の勧めにより執筆したもの。大正6年(1917)雑誌「中外」の創刊号に掲載。大正7年(1918)、有楽座にて劇団国民座が初演。
えん‐こう【援交】
《「エンコー」とも書く》「援助交際」の略。
えん‐こう【猿猴】
1 猿類の総称。古くは多く手長猿をいった。 2 河童(かっぱ)の別名。 3 人形浄瑠璃で、手のこと。 4 月経のこと。「—へ手を出し亭主ひっかかれ」〈柳多留・七七〉
えん‐こう【遠行】
1 遠くへ行くこと。遠出。遠征。 2 死ぬこと。遠逝(えんせい)。長逝(ちょうせい)。えんぎょう。
えん‐こう【遠郊】
都会から離れた土地。
えんこう‐いた【縁甲板】
床張り用の幅の狭い板。両側面に凹凸の加工をし、実矧(さねは)ぎなどで接ぐ。壁・天井などにも使用。えんこいた。
えんこう‐かえで【猿猴楓】
イタヤカエデの変種。山野にみられ、葉は五つまたは七つに深く切れ込み、つやがある。秋に黄葉する。あさひかえで。
猿猴(えんこう)が月(つき)
⇒猿猴が月を取る
猿猴(えんこう)が月(つき)を取(と)る
《「僧祇律」七の、猿が井戸に映った月を取ろうとして水におぼれたという故事から》身分不相応な大望を抱いて破滅することのたとえ。猿猴捉月(そくげつ)。猿猴が月。猿猴が月に愛をなす。