しんみりとは？意味・使い方

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しんみり
の解説

［副］(スル)

１心静かに落ち着いているさま。しみじみ。「親子水入らずで—（と）語り合う」

２もの寂しく、湿っぽい気分になるさま。「別れのあいさつに—（と）する」

類語

しめやか

出典：デジタル大辞泉（小学館）

しんみりの例文(30)

出典：青空文庫

･･･みかけたと見え、妙にしんみりした蝉の声がどこか遠い木に澄み渡っていた･･･芥川竜之介「死後」
･･･客はしんみりと返事をした。あたかも彼自身子以上の人間だった事も知らな･･･芥川竜之介「捨児」
･･･父の声は改まってしんみりとひとりごとのようになった。「今お前は理想屋･･･有島武郎「親子」

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