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辞書
[副]
1 全体が湯や水などにすっかりつかっているさま。どっぷり。「風呂に—(と)身を沈める」
2 全身が雨にぬれるさま。「にわか雨に—(と)ぬれる」
3 すっかり日が暮れるさま。とっぷり。
「話に紛れて—と、日の暮れてあるに気が付かなんだ」〈浄・伊賀越〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・川の中へ身を浸して、ずっぷり頭まで水に隠したまま、三十分あまりもはい・・・ 芥川竜之介「妖婆」
・・・の髪の毛をつかんで、ずっぷり水へ漬け、息絶えなんとすると、外気へ引き・・・ 宮本百合子「ある回想から」
・・・しんから、ずっぷりと、暗く明るく泥濘のふかい東北の農村の生活に浸りこ・・・ 宮本百合子「作者の言葉(『貧しき人々の群』)」
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