赤(あか)きは酒(さけ)のとが
《「とが」は罪の意。顔の赤いのは酒のせいで自分の罪ではない、ということから》責任逃れをすること。
おもわ‐く【思わく/思惑】
《
が原義。「惑」は当て字》 1 あらかじめ考えていた事柄。考え。意図。また、見込み。「なにか—がありそうだ」「—が外れる」 2 自分のしたことに対する他人の反応、評価。評判。「世間の—が気に...
かい‐な
[連語] 1 《「かい」「な」は、ともに終助詞》疑いの意を込めて念を押す意を表す。「ここでお雇いなさるの—」〈滑・膝栗毛・七〉 2 《「さうかいな」または「さやうかいな」の略》軽く疑いながら応答...
が‐や
[連語]《終助詞「が」+間投助詞「や」。近世語》相手に同調を求めたり、念を押したりする意を表す。…のだが、どうか。…ではないか。「勤奉公(つとめぼうこう)せいでも今ここに百両の金がある—」〈伎・...
くち‐だて【口立て】
《「くちたて」とも》 1 完全な脚本がなく、おおよその筋だけ立てておき、俳優どうしが口頭の打ち合わせで芝居をまとめていくこと。 2 大げさに言い立てること。「年がよったほどに—をばせいで」〈史記...
こう‐でん【公田】
《「くでん」とも》 1 律令制で、国家に所有権があると考えられた田地。 2 律令制で、1から口分田・位田・職田などを分けたあとの残った田地。農民に賃租させて国家が収益をあげた。乗田。⇔私田。 3...
さ‐すれ‐ば【然すれば】
[接]《副詞「さ」+サ変動詞「す」の已然形+接続助詞「ば」から》 1 そうであるから。「奥さまの外出嫌いは持前とやら、—是も隠居さまのせいではあるまじ」〈逍遥・細君〉 2 それなら。「不備な点が...
せい‐てん【晴天】
《古くは「せいでん」とも》晴れた空。よい天気。青天。「—に恵まれる」
せ‐でん【世伝】
⇒せいでん(世伝)
そ‐がい
[形動](主に関西地方で)そのよう。そんなふう。「—なことは言うな」「—にせいでもよい」