いと‐ま【暇/遑】
《「いと」は「いとなし」の「いと」で休みの時、「ま」は間の意》 1 用事のない時間。ひま。「休む—もない」 2 一時的に休むこと。休暇。「三日ほどのお—を乞う」 3 職務を離れること。辞職。また...
やわら‐やわら
[副]《「やわら」を重ねた語》そろそろと。「鼓は…—打たうよや」〈謡・籠太鼓〉
しめ‐こ【占(め)子】
うさぎのこと。うさぎを飼う箱のことともいう。「味を—の喰初(くいぞめ)に、そろそろ開化(ひらけ)し西洋料理」〈魯文・安愚楽鍋〉
じ‐ぶん【時分】
1 おおよその時期・時刻。ころ。「そろそろ着く—だ」「若い—」 2 適当な時期。ちょうどよいころあい。好機。「—を見はからって着手する」
しゅう‐ばん【終盤】
1 囲碁・将棋で、勝負が終わりに近づいた寄せの段階。また、その局面。→序盤 →中盤 2 長期間行われる物事が終わりに近づく時期または段階。「ペナントレースもそろそろ—に入った」
口(くち)の端(は)に掛(か)か・る
人々の話の種にされる。うわさされる。「徐々(そろそろ)人の—・るようになりましたものですから」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
すっぱ‐の‐かわ【透っ波の皮】
「すっぱ2」に同じ。「この道の—に出合ひ、徐々(そろそろ)取り上げられ」〈浮・二十不孝・三〉
こと
[終助]《形式名詞「こと」から》活用語の連体形に付く。ただし、形容動詞・助動詞「だ」には終止形にも付く。 1 感動を表す。「まあ、きれいに咲いた—」「大変な人出だ—」 2 質問の意を表す。「お変...
きよ‐ずり【清剃り】
一度剃(そ)った上を、さらに丁寧に剃ること。きよぞり。「もう—だからそろそろとおさすりばかり」〈滑・浮世風呂・二〉
せ・く【塞く/堰く】
[動カ五(四)] 1 流れなどをさえぎってとめる。せきとめる。「小川の水を—・く」 2 物事の進行や人の行動を妨げる。特に、男女の仲を妨げる。「叔母がお勢と文三との間を—・くような容子が徐々(そ...