てん‐てき【天敵】
ある生物に対して寄生者や捕食者となる他の生物。青虫などに対する寄生蜂(きせいばち)や、昆虫に対する鳥、カエルに対する蛇など。
てん‐てき【点滴】
1 したたり。しずく。また、あまだれ。「傘(からかさ)を打つ—も聞こえず」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 「点滴注射」の略。
点滴(てんてき)岩(いわ)を穿(うが)つ
「雨垂れ石を穿(うが)つ」に同じ。
てんてきおんぞん‐しょくぶつ【天敵温存植物】
作物を栽培する際、害虫防除を目的として周囲に植栽される植物。作物の害虫の天敵となる昆虫を誘引し、その定着・増殖を図る植物をさす。ナスの圃場(ほじょう)にオクラを植える導入例が知られる。天敵誘引植...
てんてき‐かんがい【点滴灌漑】
作物の栽培に必要な水を、株の根元に適切な量とタイミングで滴下する灌水方法。作物を栽培する敷地または施設内に、一定の間隔で穴が設けられたチューブを配し、タイマーなどを用いて定期的・安定的に水を与え...
てんてき‐かんすい【点滴灌水】
⇒点滴灌漑
てんてき‐ちゅうしゃ【点滴注射】
薬液や栄養物の投与あるいは輸血などで、長時間かけて一滴ずつ静脈内に注入する方法。
てんてき‐のうやく【天敵農薬】
農作物を害虫や雑草から守るために放飼(ほうし)される昆虫等の生物。生物農薬の一つ。 [補説]寄生バチ、捕食性ダニ、テントウムシ、クサカゲロウ、ハナカメムシなどが利用されている。
てんてきゆういん‐しょくぶつ【天敵誘引植物】
⇒天敵温存植物