でん‐しゃ【伝写】
[名](スル)写し取って次から次へと伝えること。また、写し取ったものをさらに転写すること。また、その写し。「蘭学社会唯一の宝書と崇められ、夫れを日本人が—して」〈福沢・福翁自伝〉
でん‐しゃ【殿舎】
御殿。やかた。
でん‐しゃ【田社】
古代、神田(御刀代(みとしろ))を与えられていたが、神祇官の神名帳に記録されていない神社。
でん‐しゃ【田舎】
《古くは「でんじゃ」とも》いなか。また、いなかの家。「さしもの名物を—の塵になさん事」〈平家・七〉
でん‐しゃ【電車】
駆動用電動機を装置し、架線あるいは軌道から得る電気を動力源として走行する鉄道車両。駆動用電動機を装置しない車両を連結したものもいう。「急行—」「路面—」
でんしゃ‐かん【田舎漢】
いなかの男。いなか者。田漢。「先生とは異って純然たる—」〈蘆花・思出の記〉
でんしゃ‐みち【電車道】
1 路面電車の軌道が敷設された道路。電車通り。また、電車の軌道。 2 相撲で、立ち上がって一気に相手を寄り切ったり、押し出したりすること。