出典:青空文庫
・・・美しい女の事務員が、タイプライターを打ちながら、時々こっちを見ていた。こう・・・ 小林多喜二「独房」
・・・め息の声にも通じる。タイプライターの音は機関銃にも、鉄工場のリベットハマー・・・ 寺田寅彦「映画芸術」
・・・行くと受信機の方ではタイプライターが働いて紙テープの上にその文句をそっくり・・・ 寺田寅彦「変った話」
出典:gooニュース
タイプライターと共白髪 津村記久子
もっと高価な機械であるパソコンやスマートフォンよりも、タイプライターとのほうが遙(はる)かに付き合いが長いことにもちょっと驚く。この機械と一緒に自分は老いてきたのだ。=朝日新聞2024年11月13日掲載
タイプライターを駆使した脅威の作者とは/猫語の教科書(3)
彼女こそが―― / (C)沙嶋カタナ、ポール・ギャリコ/KADOKAWA ある日届いた謎の原稿は、猫が書いた猫のための
タイプライターのキーを肉球で!? 浮かび上がった驚愕の作者像とは?【猫語の教科書 Vol.2】
この漫画は書籍『猫語の教科書』(原作:ポール・ギャリコ/漫画:沙嶋 カタナ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。 ■これまでのあらすじ戦時中、暗号に携わった経験のある作家ポール・ギャリコは、友人の編集者から謎の暗号で書かれた原稿をあずかる。ふとした瞬間からその暗号が解読できるようになり、本の内容をヒントに条件の合う家を探して回り、写真家のレイ・ショア夫妻に巡り合う。
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