きごうろん【記号論】
1 《semiotics/semiology》一般に記号といわれるものの本質・在り方・機能を探究する学問。米国のパースとスイスのソシュールに始まるとされ、論理学・言語学・人類学・芸術などに関連する。 2 《semiotic》科学的経験主義で展開された記号の機能に関する理論。機能の三側面に従い、語用論・意味論・統語論から成る。 [補説]書名別項。→記号論
きごうろんりがく【記号論理学】
命題・概念・推論などを、その要素と関係に還元して記号で表記し、論理的展開を数学的演算の形で明らかにする論理学の一分野。哲学・数学などに応用される。数学的論理学。数理論理学。→論理学
きごうしきとうひょう【記号式投票】
選挙の投票方法の一つ。あらかじめ投票用紙に印刷された候補者の氏名や政党名に丸印などをつけて投票するもの。→自書式投票
出典:gooニュース
災害伝承碑「活用を」=地図記号発表から5年・国土地理院
地理院地図で石碑をイラスト化した記号をクリックすると、碑などの写真に加えて災害名、発生・建立年、被害状況などが表示される。 東京都内では霞が関の文部科学省敷地内に関東大震災関連の碑があるほか、今月17日に最大震度6弱を観測した高知県宿毛市にも江戸時代の地震・津波などを伝える6基が残る。
枯木や杉林の地図記号があった!?針葉・広葉樹林のほかにもあった、森の記号の歴史
明治20年代に刊行された1色刷の印刷図「2万分1迅速測図」では文字表記ではなく記号に転換された。具体的には針葉樹が「松林」「杉林」「檜林」の3種類、広葉樹は「雑樹林」である。 ちなみに現在の竹林は「竹叢」、笹地は「篠叢」の記号が用いられ、今日では該当する記号がない灌木や草などが茂った場所には「樸叢(ぼくそう)」という聞き慣れない名前の記号も置かれた。
伝統ある桑・茶・果樹園の地図記号。果樹園記号にパイナップルやスイカ、イチゴが含まれない理由とは?
ビールの製造には欠かせない作物で、地図記号は×の記号を規則的に並べたものだ。当地では特定作物の記号はもうひとつ「ブドウ畑」しかないが、ビールとワインの重要性ゆえであろう。イタリアの地形図ではブドウ畑はもちろん、オリーブ畑や柑橘類の畑、アーモンド畑の記号も揃っている。
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出典:青空文庫
・・・ますが、絶所、悪路の記号という、あのパチパチッとした線香花火・・・ 泉鏡花「半島一奇抄」
・・・背嚢の中についていた記号は、それが、松木と武石の中隊のものである・・・ 黒島伝治「渦巻ける烏の群」
・・・英語の記号と、番号のはいった四角の杭が次々に、麦畑の中へ打たれて・・・ 黒島伝治「浮動する地価」