げん【諺】
[人名用漢字] [音]ゲン(呉)(漢) [訓]ことわざ 1 ことわざ。「古諺・俗諺・俚諺(りげん)」 2 通俗語。「諺解」 [難読]諺文(オンモン・オンムン)
げんえん【諺苑】
江戸時代の国語辞書。7巻。太田全斎著。寛政9年(1797)成立。俗語・俗諺(ぞくげん)を集めていろはの各音に配し、語釈・出典などを示す。「俚言集覧」はこれを増補改編したもの。
せぞくげんぶん【世俗諺文】
源為憲の著作。藤原頼通のために編纂(へんさん)した俗諺(ぞくげん)集で、寛弘4年(1007)成立。全3巻中で現存するのは上巻のみ。せぞくげんもん。
ぞく‐ご【俗語】
1 文章語や雅語に対して、世間で日常的に用いる言葉。口語。 2 あらたまった場面では使われないような卑俗な言葉。「てめえ」「やばい」の類。スラング。 3 「俗諺(ぞくげん)」に同じ。「奢(おご)...
りげんしゅうらん【俚言集覧】
江戸時代の国語辞書。26巻。太田全斎著。成立年未詳。主として俗語・俗諺などを集め、五十音の横の段の順序に配列して語釈を加えたもので、明治33年(1900)に、井上頼圀(いのうえよりくに)・近藤瓶...