はち‐だい【八代】
八つの王朝・時代。 中国の八つの王朝をいう。 ㋐漢・魏・呉・晋・宋・斉・梁・陳の称。「—詩選」 ㋑晋・宋・斉・梁・陳・周・隋・唐の称。「—史」 ㋒後漢・魏・晋・宋・斉・梁・陳・隋の称。 ...
はちだい‐しゅう【八代集】
古今和歌集以下、平安初期から鎌倉初期までの八つの勅撰和歌集の総称。古今和歌集・後撰和歌集・拾遺和歌集・後拾遺和歌集・金葉和歌集・詞花和歌集・千載和歌集・新古今和歌集。
はちだいしゅうしょう【八代集抄】
江戸前期の注釈書。108巻50冊。北村季吟著。天和2年(1682)刊。八代集の本文を校定し、歌集の解題、各歌の略解、作者の略伝を記述したもの。
はちだい‐の‐すい【八代の衰】
中国で、八代㋒の時代には、駢文(べんぶん)(四六文)が盛んで、散文が衰えたこと。
やつしろ【八代】
熊本県中央部の市。球磨川(くまがわ)河口に位置し、八代海に臨む。もと細川氏の家老松井氏の城下町。セメント・製紙工業や農業が行われる。平成17年(2005)8月、坂本村・千丁(せんちょう)町・鏡町...
やつしろ‐かい【八代海】
熊本県南西部の内海。九州本土と宇土半島・天草諸島に囲まれる。古くから不知火(しらぬい)の出現することで知られる。不知火海。
やつしろ‐がい【八代貝】
ヤツシロガイ科の巻き貝。浅海の砂底にすみ、貝殻は球形で、殻径16センチくらい。殻表には太い肋(ろく)が密に並び、褐色と白色とで交互に彩られる。ヒトデ・ウニ・ナマコなどを捕食。北海道南部から南に分...
やつしろ‐ぐう【八代宮】
熊本県八代市にある神社。祭神は後醍醐天皇皇子の懐良(かねなが)親王と後村上天皇皇子の良成(ながなり)親王。
やつしろ‐し【八代市】
⇒八代
やつしろ‐そう【八代草】
キキョウ科の多年草。九州の山地の草原にみられ、高さ約50センチ。葉は披針形で、互生。7、8月ごろ、紫色の鐘状の花が集まって上向きに咲く。熊本県八代で発見された。