出典:gooニュース
昨年の衆院選1票の格差「合憲」 高裁岡山支部、最大2.06倍
最高裁が「合憲」と判断した前回2021年衆院選の2.08倍から格差は縮小した。 井上裁判長は判決理由で、衆院選で導入された人口比をより正確に反映しやすい議席配分方法「アダムズ方式」は、国勢調査に基づいて格差が2倍未満となるよう区割りの改定を行うなどとし、合理的な仕組みだと指摘。
昨年衆院選は「合憲」=1票の格差巡り、初判決―広島高裁支部
井上一成裁判長は「合憲」と判断し、請求を棄却した。昨年衆院選における1票の格差を巡り、各地で起こされた訴訟での初めての判決。弁護士らは不服として上告する方針を示した。 1票の格差を巡っては、二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部に計16件の訴訟を起こしており、3月7日までに全ての判決が言い渡される。高裁判決を受け、最高裁で年内にも統一判断が示される見通しだ。
「1票の格差」2・06倍は「合憲」、昨年の衆議院選挙で初判決…広島高裁岡山支部
この方式を反映するまでの間に行われた17年(1・98倍)、21年(2・08倍)の衆院選でも、国会は定数を減らす是正策を講じるなどしており、最高裁は国会の姿勢を評価して「合憲」とした。
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