とい‐や【問屋】
1 商法上、自己の名で他人のために物品の販売や買い入れをするのを業とする者。→とんや(問屋) 2 江戸時代、荷主から委託された貨物を販売したり、または、商品を仕入れて販売したりした卸売商人。中世...
といや‐かご【問屋駕籠】
江戸時代、旅行者の利用に供するため、問屋場に備えられた駕籠。
といや‐しょうほう【問屋商法】
企業が海外に進出する際に、現地で行う業務は販売などのごく一部に限定し、その他の管理業務は本国で行う商法のこと。これにより、現地での課税を回避することができ、現地の税率が高い場合には節税メリットがある。
問屋(といや)の只今(ただいま)
問屋が、「ただいま送ります」と言いながらなかなか品物を送らないところから、約束の期日が当てにならないことのたとえ。
といや‐ば【問屋場】
江戸時代、街道の宿駅で、人馬・駕籠(かご)などを用意して、旅人の便宜をはかった所。駅亭。
とん‐や【問屋】
《「といや」の音変化》 1 生産者・輸入業者・一次卸売業者などから商品を仕入れ、主として最終消費者以外に対して販売を行う流通業者。卸売商。→といや(問屋) 2 あることを一手に引き受けている人。...