姓氏の一。
おおくまことみち【大隈言道】
[1798〜1868]江戸後期の歌人。福岡の人。古典趣味を脱した、清新自由な歌風を興した。著「草径集」「ひとりごち」など。
おおくましげのぶ【大隈重信】
[1838〜1922]政治家。佐賀の生まれ。明治14年(1881)の政変で下野し、翌年立憲改進党を組織。伊藤・黒田内閣の外相として条約改正にあたったが、爆弾を投げられて片脚を失う。明治31年(1898)最初の政党内閣を組織。大正3年(1914)再び首相となり、第一次大戦への参戦を決定。東京専門学校(早稲田大学の前身)の創立者。 榛葉英治によるの評伝。副題「進取の精神、学の独立」。昭和60年(1985)、上下2巻で刊行。