いばり‐ちら・す【威張り散らす】
[動サ五(四)]むやみに威張る。だれにでもえらそうな態度をとる。「地位をふりかざして—・す」
ちゃ‐ぼうず【茶坊主】
1 室町・江戸時代の武家の職名。来客の給仕や接待をした者。剃髪(ていはつ)していた。御茶坊主。茶道坊主。 2 権力者におもねる者をののしっていう語。1が権力者の威を借りて威張る者が多かったところ...
虎(とら)の威(い)を借(か)る狐(きつね)
《「戦国策」楚策から》他の権勢に頼って威張る小人(しょうじん)のたとえ。
のし‐き・る【伸し切る】
[動ラ四]存分に振る舞う。また、威張る。「町内に—・って、何処へも搦む二枚糸強がってなりませぬ」〈緑雨・門三味線〉
はた‐ば・る【端張る】
[動ラ四] 1 幅が広くなる。広がる。「青鈍(あをにび)の指貫の—・りたる、白き衣ども」〈春曙抄本枕・一〇六〉 2 大きく構える。威張る。「執権の威を—・り」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ひじ‐ば・る【肘張る】
[動ラ五(四)] 1 肘を張り出す。肘を張る。「—・ったかっこう」 2 意地を張る。また、威張る。「—・った物言い」
肘(ひじ)を張(は)・る
1 肘を突っ張っていかにも強そうなようすをする。威張る。 2 気負う。意地を張る。肩肘(かたひじ)張る。