あんせい【安政】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1854年11月27日〜1860年3月18日。
あんせい‐えどじしん【安政江戸地震】
安政2年(1855)10月2日に関東地方南部で発生した大地震。安政年間に日本全国で発生した十数回におよぶ安政の大地震のうち、江戸を中心に最も被害が大きかったことで知られる。関東平野直下の地殻内で...
あんせい‐きんぎん【安政金銀】
江戸幕府が主として安政年間に鋳造・発行した金銀貨の総称。金貨には小判・二分金・一分金、銀貨には丁銀・豆板銀・一分銀・二朱銀・一朱銀がある。
あんせいごかこく‐じょうやく【安政五箇国条約】
⇒安政の仮条約
あんせい‐の‐おおじしん【安政の大地震】
江戸時代の安政年間に日本全国で発生した13回に及ぶ地震。特に安政2年(1855)10月2日に江戸を中心として発生した安政江戸地震は最も被害が大きく、死者は7000人に及んだといわれる。
あんせい‐の‐かりじょうやく【安政の仮条約】
安政5年(1858)、大老井伊直弼(いいなおすけ)が、アメリカ・オランダ・ロシア・イギリス・フランスの5か国と順次結んだ通商条約の総称。勅許なく調印したので仮条約とよばれる。箱館・兵庫など5港の...
あんせい‐の‐たいごく【安政の大獄】
安政5〜6年(1858〜1859)に、大老井伊直弼が行った尊攘(そんじょう)派への弾圧。安政の仮条約や、家茂(いえもち)を14代将軍に定めたことに反対する一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)擁立派の公...