やますげ‐の【山^×菅の】

の解説

［枕］

1. １ 山菅の葉が茂り乱れている意から、「乱る」「背向 (そがひ) 」にかかる。

   1. 「—思ひ乱れて恋ひつつ待たむ」〈万・三二〇四〉

1. ２ 山菅の実の意で、「実」にかかる。

   1. 「—実成らぬことを」〈万・五六四〉

1. ３ 山菅の「やま」と同音の、「止まず」にかかる。

   1. 「—止まずて君を思へかも」〈万・三〇五五〉

「やますげ【山菅】」の全ての意味を見る

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。