じゅん‐かん【循環】
[名](スル) 1 ひとめぐりして、もとへ戻ることを繰り返すこと。「市内—バス」 2 血液やリンパが体内をめぐること。「血液が—する」 3 流体力学で、ある閉曲線上で流体の速度の接線成分を積分した値。
じゅんかん‐かてい【循環過程】
ある状態が変化したあと、再びもとの状態に戻るまでの一連の過程。特に熱力学で、気体の温度・圧力・体積などの変化がもとの状態に戻るまでの過程。
じゅんかんがた‐けいざい【循環型経済】
⇒サーキュラーエコノミー
じゅんかんがた‐しゃかい【循環型社会】
天然資源の消費を抑制し、環境負荷の低減を図る社会。大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした社会に代わるものとして提示された概念。廃棄物の発生を抑制し、排出された廃棄物はできる限り資源として利用し...
じゅんかんがたしゃかいけいせいすいしん‐きほんほう【循環型社会形成推進基本法】
環境基本法の理念に則り、循環型社会をつくるための基本原則を定めた法律。国、地方公共団体、事業者及び国民の役割・責務を明記し、循環型社会形成推進基本計画を策定するなどし、循環型社会形成を推進する。...
じゅんかん‐き【循環器】
全身に血液やリンパを流通させる器官。高等動物では心臓・血管・リンパ管などで、栄養物・ホルモン・酸素などを体内の各組織に運び、また同時に老廃物を体内の各部から集める。
じゅんかん‐けい【循環系】
血液やリンパを全身に循環させる器官の集まり。心臓・血管系、リンパ管系などをいう。脈管系。
じゅんかん‐けいざい【循環経済】
⇒サーキュラーエコノミー
じゅんかん‐しげん【循環資源】
1 循環型社会形成推進基本法で、廃棄物等のうち有用なものをいう。 2 循環的に使用される資源。古紙・金属くず・プラスチックくずなど。
じゅんかん‐しょうがい【循環障害】
血液やリンパの循環が阻害されることにより臓器や組織に障害が生じること。充血・鬱血・虚血・出血・血栓症・塞栓症・梗塞・高血圧・浮腫・脱水症など。