出典:gooニュース
社説:独でも右派伸長 排外主義の広がり憂慮
欧州でも、社会不安を背景にした排外主義的な政治の広がりを如実に示したといえよう。 ドイツ連邦議会(下院)選挙で、最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党を奪還し、4年ぶりの政権交代が確実となった。 「極右」と称される反移民の「ドイツのための選択肢(AfD)」は得票率を倍増させ、第2党に躍進した。
ドイツ総選挙、野党の中道右派が勝利 排外主義の右翼は初の第2党に
米国でも移民に厳しい政策をとるトランプ政権が誕生するなど、欧米の民主主義国で排外主義的な傾向が強まっている。 選管の暫定開票結果によると、CDU・CSUの得票率は28.6%と、メルケル氏が退任した4年前の前回から4.4ポイント増加した。一方、与党側は、ショルツ氏のSPDが16.4%、環境政党「緑の党」は11.6%と前回よりもそれぞれ9.3ポイント、3.1ポイント減らした。
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