[形][文]しぶ・し[ク]
  1. 渋柿を食べたときなどの、舌がしびれるような味である。「—・いお茶」

  1. はででなく落ち着いた趣がある。じみであるが味わい深い。「—・い声」「—・い色のネクタイ」「目の付け所が—・い」

  1. 不愉快そうな、または、不満そうなようすである。「—・い顔をする」

  1. 金品を出すのを嫌がるようである。けちである。「—・い客」

  1. 動きが滑らかでない。「湿気でふすまが—・くなる」

[派生]しぶさ[名]

出典:青空文庫

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