むだ【無駄/徒】
[名・形動] 1 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「—な金を使う」「時間を—にする」 2 「むだぐち」に同じ。「しゃれも—もいっかう言はず」〈滑・膝栗毛・...
むだ‐あし【無駄足/徒足】
わざわざ行ってもなんの役にも立たないこと。「相手が留守のため—になる」「—を踏む」
むだ‐がき【無駄書(き)/徒書(き)】
役にも立たない字や絵を慰みに書くこと。また、その書いたもの。いたずら書き。
むだ‐がね【無駄金/徒金】
使っただけの効果のない金。むだぜに。
むだ‐ぐい【無駄食い/徒食い】
[名](スル) 1 必要以上に食うこと。間食をすること。「学校帰りに—する」 2 働きもしないで食うだけであること。遊び暮らすこと。また、その人。としょく。「仕事にも就かずに—する」
むだ‐ぐち【無駄口/徒口】
1 つまらないおしゃべり。むだごと。「—をきく」 2 言語遊戯の一。語呂によってもとの文句をもじっていうもの。「おそれ入谷(いりや)の鬼子母神」「驚き桃の木山椒の木」の類。
無駄口(むだぐち)を叩(たた)・く
無駄口を言う、の意を強めた言い方。「—・いてないで仕事をしろ」
むだ‐げ【無駄毛/徒毛】
美容や化粧の妨げになる、顔・襟足・腕・足などの毛。
むだ‐ごと【無駄事/徒事】
役に立たないこと。無益な行い。
むだ‐ごと【無駄言/徒言】
「無駄口」に同じ。「—を言う」