い‐だく【唯諾】
[名](スル)人の言うことをそのまま承知すること。また、その返答。「在来の倫理に—し、在来の道徳を墨守し」〈透谷・明治文学管見〉
いち‐ぐう【一隅】
1 一方のすみ。かたすみ。一角。「庭の—」 2 ある一つの考え方や見解。また、物の一端しか見ない考え方。「—の管見(かんけん)」
かん【管】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]くだ [学習漢字]4年 〈カン〉 1 くだ。また、くだ状の容器。「気管・血管・信管・土管・導管・配管・試験管・真空管」 2 吹き鳴らす楽器。「管弦・管楽...
かん‐き【管窺】
視野が狭いこと。見識がないこと。管見。
きゅう‐つう【窮通】
「窮達」に同じ。「人間の—は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉
し‐げき【刺撃】
[名](スル) 1 武器で刺したり打ったりすること。 2 「刺激(しげき)」に同じ。「此時に当って横合より国民の思想を—し」〈透谷・明治文学管見〉
そう‐りん【双輪】
1 二つの車輪。前後または左右の車輪。 2 二つがそろってはじめて用をなす物事のたとえ。「快楽と実用とは、文学の両翼なり、—なり」〈透谷・明治文学管見〉
た‐こん【多恨】
[名・形動]うらむ気持ちや、後悔する気持ちの多いこと。また、そのさま。「多情—」「人生は斯の如く—なり」〈透谷・明治文学管見〉
ちょう‐き【朝暉】
朝日。朝陽。「玉露のはかなく—に消ゆるが如く」〈透谷・明治文学管見〉
もく‐よく【沐浴】
[名](スル) 1 髪やからだを洗うこと。また、湯や水を浴びてからだを清めること。ゆあみ。「清流に—する」「斎戒—」 2 恩恵などを受けること。浴する。「均しく王化の下に—することとはなれり」〈...