おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...
き‐いっぽん【生一本】
[名・形動] 1 純粋でまじりけのないこと。また、そのもの。「灘(なだ)の—」 2 純真で、ひたむきに一つの事に打ち込んでいくこと。また、そのさま。「—な性格」
しぜん‐じ【自然児】
世俗の因習などにけがされていない純真無垢な者。また、あかぬけしないわがままで粗野な者。
しょうこうし【小公子】
《原題Little Lord Fauntleroy》バーネットの児童小説。1886年刊。米国生まれの少年セドリックが英国に住む祖父の伯爵に引き取られ、その純真さで祖父の愛をよびさまし、伯爵家を継...
しょ‐しん【初心】
[名・形動] 1 最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。「—を貫く」「—に返る」 2 物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。「はがきに二句か三句認めあるは…—なる人の必ずする事なり...
しん【真〔眞〕】
[音]シン(呉)(漢) [訓]ま まこと [学習漢字]3年 〈シン〉 1 うそのないこと。本当。まこと。「真意・真価・真偽・真剣・真実・真正・真相・真理/写真・正真(しょうしん)・迫真」 2 ...
しん‐じゅん【真純】
いつわりや、まじりけのないこと。純真。「いずれも—の道理を討ねて常に怠ることなかりしかど」〈逍遥・美とは何ぞや〉
じゅん【純】
[音]ジュン(呉) [学習漢字]6年 まじりけがない。「純益・純情・純真・純粋・純然・純毛・純良/至純・清純・単純・不純」 [名のり]あつ・あつし・あや・いたる・いと・きよし・すなお・すみ・つな...
じゅん‐じょう【純情】
[名・形動]純真で邪心のない心。また、その心をもっているさま。「—な少年」「—可憐(かれん)」 [派生]じゅんじょうさ[名]
すい‐ふく【推服】
[名](スル)人を敬って心から従うこと。心服。「純真な気持ちから一番柴岡に—しているらしく」〈島木健作・続生活の探求〉