にや‐け【若気】
《古くは「にゃけ」か》 1 男が派手に着飾ったり、媚(こ)びるような態度をとったりすること。また、その人。「—男」 2 男色を売る若衆。陰間(かげま)。「長季は宇治殿の—なり」〈古事談・二〉
にや・ける【若気る】
[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化》 1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「—・けたやつ」 2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、—・けてしま...
わか‐ぎ【若気】
「わかげ(若気)」に同じ。「私(わつし)あ—だ」〈鏡花・歌行灯〉
わか‐げ【若気】
若者の、血気にはやる気持ち。わかぎ。
わかげ‐の‐あやまち【若気の過ち】
年が若くて血気にはやったための失敗。
わかげ‐の‐いたり【若気の至り】
年が若くて血気にはやったために無分別な行いをしてしまうこと。「—で無茶をしでかす」