かい‐せき【解析】
[名](スル) 1 事物の構成要素を細かく理論的に調べることによって、その本質を明らかにすること。「調査資料を—する」 2 数学的論法の一。Aの事柄を証明するために、Aが成立するためにはBが成立...
かいせき‐かい【解析解】
⇒厳密解
かいせきがいろん【解析概論】
数学者、高木貞治の著作。昭和13年(1938)刊行。「高木の解析概論」と呼ばれ、以後の数学教科書の手本となった。
かいせき‐がく【解析学】
微分積分学とそれから発展した数学の諸分科の総称。微分積分学・微分方程式論・積分方程式論・実関数論・複素関数論など。
かいせきがくこうぎ【解析学講義】
《原題、(フランス)Cours d'Analyse》フランスの数学者、コーシーの著作。1821年刊行。自身の解析学の講義をまとめたもの。解析学教程。
かいせき‐きかがく【解析幾何学】
図形の性質を、座標を導入することによって数式で記述し、代数的計算によって解析的に研究する幾何学。
かいせき‐すうろん【解析数論】
⇒解析的整数論
かいせき‐てき【解析的】
ふつう微分方程式の解が、既知の関数や定数を用いて得られるさま。
かいせきてき‐すうろん【解析的数論】
⇒解析的整数論
かいせきてき‐せいすうろん【解析的整数論】
整数論の諸問題を解析学的な手法を用いて研究する数学の一分野。ルジャンドル、ディリクレ、チェビシェフ、リーマンらが現代数学における同分野の研究に大きく寄与した。解析的数論。解析数論。