出典:gooニュース
地震で殉職 稲垣さんに顕彰状 輪島の消防団員遺徳しのぶ
加奈子さんは池田達雄・消防庁長官、馳浩知事、坂口茂市長ら5人から順番に顕彰状を受け取った。 加奈子さんはお礼の言葉で「弟は地域社会の安全を守るために、何かあればいち早く駆けつける子だった。献身的な姿勢が顕彰されたことを喜んでいると思う」と述べ、取材にも「自分のことより人のために行動し、頑張っていた」と涙ながらに故人を振り返った。
能登地震で殉職した消防団員顕彰 「人のことを優先する弟だった」
昨年元日の能登半島地震で殉職した石川県輪島市消防団門前分団の団員稲垣寿さん=当時(46)=の顕彰状贈呈式が14日、同市で開かれた。稲垣さんは地震を受け出動準備中、倒壊した自宅の下敷きになり犠牲となった。輪島市の坂口茂市長は「地域住民の安全を最優先に考え行動したことは多くの人の記憶に残っている」と述べた。
「孤高の歌人」浜田到を顕彰し、初の短歌大会
鹿児島県霧島市ゆかりの歌人、浜田到(いたる)(1918~68)を顕彰する初の短歌大会が1日、同市隼人町の隼人農村環境改善センターで開かれ、入賞者ら約100人が集まった。地元の愛好家らが「もっと知ってほしい」と手探りの活動を始めて4年。県内外から1634首の応募を集める新しい短歌大会を生み出した。 浜田は前衛短歌の旗手の一人として中央歌壇で名を知られた「孤高の歌人」。
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