つだ‐そうきゅう【津田宗及】
[?〜1591]安土桃山時代の豪商・茶人。堺の人。三十六人会合衆(えごうしゅう)の一人、天王寺屋津田宗達の子。号、幽更斎。茶を武野紹鴎(たけのじょうおう)に学び、千利休・今井宗久とともに三宗匠と...
つづき‐みちお【都筑道夫】
[1929〜2003]推理作家。東京の生まれ。本名、松岡巌(いわお)。本格推理・ハードボイルド・ショートショートなどに幅広く活躍、時代物の「なめくじ長屋」シリーズもある。「推理作家の出来るまで」...
つぼい‐さかえ【壺井栄】
[1900〜1967]小説家。香川県小豆島の生まれ。詩人壺井繁治と結婚後、プロレタリア文学運動に参加。作「暦」「柿の木のある家」「二十四の瞳」など。
つるみね‐しげのぶ【鶴峰戊申】
[1788〜1859]江戸後期の国学者。豊後(ぶんご)の人。通称、和左治。蘭文法に則り、最初の国文典である「語学新書」を著した。のち、水戸藩に出仕。
ティセリウス【Arne Wilhelm Kaurin Tiselius】
[1902〜1971]スウェーデンの化学者。シュリーレン法による電気泳動測定装置を考案し、血清たんぱく質の成分を明らかにした。また、ガンマグロブリンが抗体であることを発見した。1948年ノーベル...
ティンバーゲン【Tinbergen】
(Jan 〜)[1903〜1994]オランダの経済学者。景気循環に関する計量経済学的研究によって名声を博し、第二次大戦後は科学的経済政策論や発展計画論の分野に業績がある。1969年ノーベル経済...
てい‐げん【鄭玄】
[127〜200]中国、後漢の経学者。高密(山東省)の人。字(あざな)は康成。今文・古文両派の経学を広く学び、馬融(ばゆう)に師事。党錮(とうこ)の禁に遇ってからは蟄居(ちっきょ)して経典の注釈...
テオクリトス【Theokritos】
[前300ころ〜前260ころ]古代ギリシャの詩人。シチリア島のシラクサ出身。牧歌の創始者で、シチリアの牧者を詠った田園詩が名高い。31編からなる「牧歌詩集」がある。
てづか‐まこと【手塚真】
[1961〜 ]映像作家・映画監督。東京の生まれ。手塚治虫(おさむ)の長男。オリジナルビデオやコンピューターグラフィックス制作など映像関連の分野で幅広く活躍。映画監督作品に「星くず兄弟の伝説」「...
ディケンズ【Charles Dickens】
[1812〜1870]英国の小説家。ユーモアとペーソスのある文体で下層市民の哀歓を描き、ビクトリア朝時代を代表する作家として名声を得た。作「オリバー=ツイスト」「クリスマス‐キャロル」「二都物語...