あしかが‐よしひで【足利義栄】
[1540〜1568]室町幕府第14代将軍。永禄11年(1568)三好氏に迎えられて将軍となったが、同年織田信長が義昭を立てて入京したので摂津に逃れ、病没。
あしかが‐よしまさ【足利義政】
[1436〜1490]室町幕府第8代将軍。在職1449〜1474。義教(よしのり)の子。初め弟義視(よしみ)を養子としたが、実子の義尚(よしひさ)が生まれるとこれを将軍にしようとして応仁の乱の一...
あしかが‐よしみ【足利義視】
[1439〜1491]室町中期の武将。義教の子。義政の弟。兄の養子となって将軍後継者に擬せられたが、義尚(よしひさ)が生まれてから継嗣争いが起こり、応仁の乱を誘発した。今出川殿。
あしかが‐よしみつ【足利義満】
[1358〜1408]室町幕府第3代将軍。在職1369〜1395。義詮(よしあきら)の子。南北朝合一を果たし、明(みん)と勘合貿易を開いて室町幕府の最盛期を現出した。能楽の保護、金閣の建立などに...
あしかが‐よしもち【足利義持】
[1386〜1428]室町幕府第4代将軍。在職1395〜1423。義満の子。応永元年12月(1395年1月)9歳で将軍となる。父の死後、日明(にちみん)貿易を中止するなど独自の政策が目立った。
あし‐せん【阿私仙】
インドの聖仙。釈迦誕生にあたりその相を見て、出家すれば大慈悲の聖師となり、俗にあれば理想的国王とされる転輪王となると予言した。阿私陀(あしだ)。阿私。 釈迦が前世で法華経を聞くために仕えたと...
あしだ【阿私陀】
《(梵)Asitaの音写》⇒阿私仙(あしせん)
あしだ‐ひとし【芦田均】
[1887〜1959]政治家。京都の生まれ。日本民主党総裁として昭和23年(1948)に連立内閣を組織したが、昭和電工疑獄事件で政界を引退。著「革命前後のロシア」など。→吉田茂
あしな‐もりうじ【蘆名盛氏】
[1521〜1580]戦国時代の武将。会津黒川城主。号、止々斎(ししさい)。近隣に勢力を拡大し、蘆名氏の全盛期を築いた。
あしはら‐すなお【芦原すなお】
[1949〜 ]小説家。香川の生まれ。本名、蔦原直昭(つたはらなおあき)。ユーモアとパロディに満ちた筆致で多彩な題材を描き、若年層の人気を集める。「青春デンデケデケデケ」で直木賞受賞。他に「スサ...