ジョリオ‐キュリー【Joliot-Curie】
(Jean Frédéric 〜)[1900〜1958]フランスの物理学者。パリ出身。キュリー夫妻の長女イレーヌと結婚し、協力して研究を進め、ポロニウムのα(アルファ)線を用いて人工放射能を発...
ジョン【John】
[1167〜1216]英国王。在位1199〜1216。対仏戦に敗れて大陸内英領の大半を失い、ローマ教皇インノケンティウス3世からは破門され、さらに重税を課したため貴族の離反を招いて1215年マグ...
すうてい‐てい【崇禎帝】
[1610〜1644]中国、明朝第17代、最後の皇帝。在位1628〜1644。廟号(びょうごう)は毅宗(きそう)。旧権力を一掃し、徐光啓を用いて改革に努めたが、財政難、内乱の続発に苦しんだ。李自...
すがぬま‐ていふう【菅沼貞風】
[1865〜1889]経済史学者。長崎の生まれ。18歳で「平戸貿易志」を書いて認められ、のち「大日本商業史」を執筆、経済史学の先駆者となった。南洋諸島の調査中、マニラで客死。
すずき‐だいせつ【鈴木大拙】
[1870〜1966]仏教哲学者。石川の生まれ。今北洪川(いまきたこうせん)・釈宗演について禅を修行。仏教、特に禅の思想の研究・普及に努力。仏教関係の英文著作も多く、海外での名声が高い。文化勲章...
スターン【Laurence Sterne】
[1713〜1768]英国の小説家・牧師。自由奔放な手法を用いて人間心理を精細に描いた。小説「トリストラム=シャンディ」、紀行文「センチメンタル‐ジャーニー」など。
スパランツァーニ【Lazzaro Spallanzani】
[1729〜1799]イタリアの博物学者。生物学に実験的な方法を導入、微生物の自然発生を実験により否定した。胃液や皮膚呼吸などの研究においても、すぐれた業績を残した。主著「動物および植物の自然学」。
スピノザ【Baruch de Spinoza】
[1632〜1677]オランダの哲学者。初めユダヤ教を学んだがやがて批判的見解を抱き、教団から破門されて学問研究に専念。唯一の実体である神はすなわち自然であるとする汎神論を主張し、精神界と物質界...
せきとう【石濤】
[1642〜1707]中国、清初の画家。姓は朱、名は若極。法名、道済または原済。字(あざな)は石濤。号、苦瓜(くか)和尚・大滌子(だいてきし)など。明の宗室の出身。山水画に意想豊かな独創性を示した。
そう‐し【荘子】
⇒荘周(そうしゅう) 中国、戦国時代の思想書。33編。荘周とその後学の著とされる。成立年代未詳。内・外・雑編に分かれ、初期道家の根本思想を寓話(ぐうわ)を用いて説く。道教では尊んで「南華真経...