エレンブルグ【Il'ya Grigor'evich Erenburg】
[1891〜1967]ソ連の小説家。たびたび西欧に滞在。鋭い時代感覚と柔軟な知性をもって多彩な文学活動を展開。小説「トラストDE」「パリ陥落」「嵐」「第九の波」「雪解け」、回想録「人間・歳月・生...
エロシェンコ【Vasiliy Yakovlevich Eroshenko】
[1889〜1952]ロシアの盲目の詩人・童話作家。大正3年(1914)に来日して数年間滞在。その間、日本語とエスペラントで童話などを発表した。作「夜明け前の歌」「人類のために」など。
えんい【円伊】
鎌倉後期の画僧。僧位は法眼(ほうげん)。絵巻物「一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん)」(歓喜光寺本)を描いた。生没年未詳。
えんい【円位】
西行(さいぎょう)の法名。
えんくう【円空】
[1632?〜1695]江戸初期の臨済宗の僧。美濃の人。生涯に12万体の造像を発願し、諸国を遍歴、布教しながら、円空仏とよばれる仏像を多数制作した。
エンクルマ【Kwame Nkrumah】
[1909〜1972]ガーナの政治家。独立運動を指導し、1957年、ガーナ独立時に初代首相、のち大統領に就任。社会主義化政策をとるとともに、アフリカ統一運動を推進した。
えんげつ【円月】
臨済宗の僧、中巌(ちゅうがん)の諱(いみな)。
エンゲルス【Friedrich Engels】
[1820〜1895]ドイツの思想家・革命家。マルクスと科学的社会主義を創始。「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」を共同で執筆。マルクス死後は、社会主義運動に参加しつつ、その遺稿を整理して「資...
えんこう‐だいし【円光大師】
法然(ほうねん)の勅諡(ちょくし)号。
えん‐こうどう【袁宏道】
[1568〜1610]中国、明末の詩人・文人。字(あざな)は中郎。号は石公。公安(湖北省)の人。兄の宗道・弟の中道とともに三袁とよばれる。思想家李贄(りし)の影響を受け、性霊の発露を重んじる公安...