セフェリス【Giorgos Seferis】
[1900〜1971]ギリシャの詩人・外交官。ギリシャの古典や神話を題材とし、象徴的作風を示した。1963年、ノーベル文学賞受賞。作「分岐点」「練習帳」など。
デュアメル【Georges Duhamel】
[1884〜1966]フランスの小説家。外科医として第一次大戦に従軍。近代文明を批判し、人道主義的作品を書いた。作「文明」「サラバンの生涯と冒険」「パスキエ家の記録」など。
バザーリ【Giorgio Vasari】
[1511〜1574]イタリアの画家・建築家・文筆家。13世紀以降のイタリアの美術家とその作品を扱った「美術家列伝」を著した。
バタイユ【Georges Bataille】
[1897〜1962]フランスの思想家・小説家。無神論の立場から人間の至高の在り方を追求、第二次大戦前後から神秘的傾向を深め現代文明への根元的批判を展開した。著「無神学大全」「眼球譚」など。
ビゴー【Georges Bigot】
[1860〜1927]フランスの画家・銅版画家。ゾラの「ナナ」などの挿絵で活躍。明治15年(1882)日本美術研究のため来日。漫画雑誌「トバヱ」などで、日本の風習や時局を辛辣(しんらつ)に風刺した。
ビゼー【Georges Bizet】
[1838〜1875]フランスの作曲家。特にオペラにすぐれ、洗練された作曲技法によって、音楽と劇の内容とを融合させた。作品にオペラ「カルメン」「アルルの女」など。
ブラック【Georges Braque】
[1882〜1963]フランスの画家。フォービスムを経て、ピカソとともにキュビスムを創始。のち、具象性を帯びた独自の画風を確立した。作「ギターを持つ女」など。
ベルナノス【Georges Bernanos】
[1888〜1948]フランスの小説家。カトリックの立場から、人間の内なる聖性と悪魔性との激しい相克を描いた。作「悪魔の陽の下に」「田舎司祭の日記」など。
ポンピドゥー【Georges Pompidou】
[1911〜1974]フランスの政治家。第19代大統領。1958年ド=ゴール内閣の官房長を務め、1962年首相に就任。1969年ド=ゴール退陣後の大統領選挙で当選し、大統領に就任。1974年現職...
メリエス【Georges Méliès】
[1861〜1938]フランスの映画製作者・監督。奇術師として出発したが、リュミエール兄弟の映画に出会い映画製作を開始。トリックを使った幻想的な映画を開拓し、特殊撮影の創始者となる。作「月世界旅...