すずき‐しんいち【鈴木鎮一】
[1898〜1998]バイオリン奏者・教育者。愛知の生まれ。音楽教育システム「スズキメソッド」を創出、世界的に評価される。
すずき‐せいじゅん【鈴木清順】
[1923〜2017]映画監督・俳優。東京の生まれ。本名、清太郎。「港の乾杯 勝利をわが手に」で監督デビュー。内田百閒(ひゃっけん)原作の幻想的な作品「ツィゴイネルワイゼン」で高い支持を得る。代...
すずき‐ぜんこう【鈴木善幸】
[1911〜2004]政治家。岩手の生まれ。昭和22年(1947)日本社会党から衆議院議員に初当選。その後、保守に転向し自民党で郵政大臣・厚生大臣・官房長官などを歴任。同55年、大平首相急死後首...
すずき‐だいせつ【鈴木大拙】
[1870〜1966]仏教哲学者。石川の生まれ。今北洪川(いまきたこうせん)・釈宗演について禅を修行。仏教、特に禅の思想の研究・普及に努力。仏教関係の英文著作も多く、海外での名声が高い。文化勲章...
すずき‐ちょうきち【鈴木長吉】
[1848〜1919]鋳金家。帝室技芸員。武蔵の人。本名嘉幸(かこう)、長吉は通称。岡野東竜斎に師事。蝋型(ろうがた)技法にすぐれ、海外博覧会に出品して賞を受けた。
すずき‐とらお【鈴木虎雄】
[1878〜1963]中国文学者・漢詩人。新潟の生まれ。号、豹軒(ひょうけん)。京大教授。中国の韻文の研究に功績を残した。文化勲章受章。著「支那文学研究」「支那詩論史」、詩集「豹軒詩抄」など。
すずき‐はるのぶ【鈴木春信】
[1725?〜1770]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積、通称、次郎兵衛。号、思古人。錦絵(にしきえ)の成立に中心的な役割を果たした。美人画を得意とし、遊里風俗や市井(しせい)の日常生活...
すずき‐ぶんじ【鈴木文治】
[1885〜1946]労働運動家。宮城の生まれ。大正元年(1912)友愛会(のち日本労働総同盟)を設立、会長を務めた。社会民衆党創立に参画、同党および社会大衆党代議士。
すずき‐ぼくし【鈴木牧之】
[1770〜1842]江戸後期の文人。越後の人。本名、儀三治。牧之は俳号。越後の雪を中心として記述した「北越雪譜」は著名。
すずき‐みえきち【鈴木三重吉】
[1882〜1936]小説家・童話作家。広島の生まれ。夏目漱石の門下。短編「千鳥」で認められ、大正7年(1918)児童雑誌「赤い鳥」を創刊、児童文学の発展に尽力。小説「小鳥の巣」「桑の実」など。