おのえ‐きくごろう【尾上菊五郎】
歌舞伎俳優。屋号、音羽屋。 (初世)[1717〜1784]京都の人。初め女形、のち江戸で立役となり、華やかな芸風で人気があった。 (5世)[1844〜1903]12世市村羽左衛門の次男。前名...
おの‐の‐いもこ【小野妹子】
日本最初の遣隋大使。推古天皇15年(607)隋に渡り、翌年、隋使裴世清(はいせいせい)とともに帰国。同年、再び渡海。生没年未詳。→遣隋使
おの‐の‐たかむら【小野篁】
[802〜853]平安前期の漢学者・歌人。清原夏野らとともに令義解(りょうのぎげ)を編纂(へんさん)。遣唐副使となったが大使と争って行かず、隠岐(おき)に流され、のち許されて参議となる。詩文は経...
おの‐の‐よしふる【小野好古】
[884〜968]平安中期の武人・歌人。道風の兄。藤原純友(ふじわらのすみとも)の乱に、追捕使(ついぶし)として、これを鎮定。歌は後撰集・拾遺集に収載。
おばた‐とくじろう【小幡篤次郎】
[1842〜1905]政治家・思想家・教育家。大分の生まれ。豊前(ぶぜん)中津藩士。「天変地異」などの科学啓蒙書で科学知識の普及に貢献。福沢諭吉とともに交詢社の設立や時事新報の創刊に尽力し、「学...
おびと‐の‐おうじ【首皇子】
《「おびとのみこ」とも》⇒聖武天皇
おわり‐の‐はまぬし【尾張浜主】
平安初期の雅楽家。笛と舞の名手で、大戸清上(おおとのきよがみ)とともに、仁明(にんみょう)天皇の時代の楽制改革の中心人物。遣唐使として渡唐している。生没年未詳。
おんあみ【音阿弥】
《連声(れんじょう)で「おんなみ」とも》観世元重(かんぜもとしげ)の法名。
おん‐ていいん【温庭筠】
[812?〜870]中国、唐の詩人。太原(山西省)の人。字(あざな)は飛卿(ひけい)。李商隠とともに晩唐を代表する詩人で、艶麗な詩風。また、詞を初めて本格的に制作。著「温飛卿集」。
オールビー【Edward Franklin Albee】
[1928〜2016]米国の劇作家。社会や家庭の虚像を描くとともに、人間の弱さを追求した作品を発表。作「動物園物語」「バージニア=ウルフなんかこわくない」など。