カナレット【Canaletto】
[1697〜1768]イタリアの画家。本名、アントニオ=カナル(Antonio Canal)。ベネチアの町並みや運河の景観を描いた作品で有名。甥(おい)のベロットもカナレットと称し、各地の都市景...
かねこ‐しゅうすけ【金子修介】
[1955〜 ]映画監督。東京の生まれ。怪獣映画「ガメラ」「ゴジラ」の両シリーズをともに手がけた唯一の監督。他に「1999年の夏休み」「デスノート(前編・後編)」「神の左手悪魔の右手」など。
かねなが‐しんのう【懐良親王】
[1329〜1383]後醍醐(ごだいご)天皇の皇子。名は「かねよし」とも。南朝の征西大将軍として、四国から九州に渡り、菊池氏らを集めて足利方に対抗。のち、今川了俊に攻められ、筑後(ちくご)に退い...
かねひら【包平】
平安中期の備前の刀工。後鳥羽天皇の蒲穂(がまほ)丸などの作者といわれる。高平・助平とともに世に三平(さんひら)と称された。生没年未詳。
かまくら‐うだいじん【鎌倉右大臣】
源実朝(みなもとのさねとも)の敬称。
かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】
[1155〜1216]鎌倉前期の歌人。通称、菊大夫。名は「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社禰宜(ねぎ)の家に生まれ、のちに社司に推挙されたが実現せず、失意のうちに出家。山城国日野の外山(とやま...
カルティエ‐ブレッソン【Henri Cartier-Bresson】
[1908〜2004]フランスの写真家。小型カメラのスナップショットによって、日常生活の瞬間をとらえた写真を残した。著名人のポートレートも数多くある。1947年、ロバート=キャパらとともに、国際...
かわい‐おとくに【川井乙州】
江戸中期の俳人。近江(おうみ)の人。通称、又七。姓は河合とも。姉の智月、妻の荷月とともに芭蕉の弟子。芭蕉の遺稿「笈の小文」を出版。随筆「それぞれ草」。生没年未詳。
かわい‐つぐのすけ【河井継之助】
[1827〜1868]幕末の越後長岡藩家老。名は秋義。号、蒼竜窟。継之助は「つぎのすけ」とも。山田方谷らに学び、長崎にも遊学して開国論者となる。藩政改革に成功し、洋式兵法を導入。
かわかみ‐おとじろう【川上音二郎】
[1864〜1911]俳優。福岡の生まれ。浮世亭〇〇(まるまる)と名のって自由民権論を鼓吹する、おっぺけぺえ節を歌い、寄席の人気者となった。のち川上書生芝居(新派劇の前身)を興し、妻の貞奴(さだ...