フルトベングラー【Wilhelm Furtwängler】
[1886〜1954]ドイツの指揮者。ベルリン‐フィルハーモニー、ウィーン‐フィルハーモニーなどの指揮者として欧州各地で活躍。ベートーベン・ワグナーなどの名演で知られる。
ふるはた‐たねもと【古畑種基】
[1891〜1975]法医学者。三重の生まれ。東大教授。科学警察研究所長。血液型の研究を専門として親子鑑定に応用したほか、帝銀事件・下山事件をはじめとする多くの事件で法医学鑑定を手がけた。著作に...
ふるはた‐やすお【降旗康男】
[1934〜2019]映画監督。長野の生まれ。「現代やくざ」シリーズを生み出して人気を得る。「ホタル」で芸術選奨。代表作「新網走番外地」シリーズ、「あ・うん」「鉄道員(ぽっぽや)」など。
フルブライト【James William Fulbright】
[1905〜1995]米国の政治家。アーカンソー大学学長、のち民主党の下院・上院議員。大学生・学者などの交流計画を定めた「フルブライト法」(1946年)の提案者。
フルベッキ【Guido Herman Fridolin Verbeck】
[1830〜1898]オランダ人宣教師。1859年(安政6)米国のオランダ改革派教会から派遣されて来日。明治維新後、大学南校頭取、また政府顧問となり、岩倉使節団の派遣、ドイツ医学の採用などを進言...
ふるやま‐こまお【古山高麗雄】
[1920〜2002]小説家。朝鮮の生まれ。戦後、編集者を務めながら短編「墓地で」でデビュー。戦争体験に基づく「プレオー8の夜明け」で芥川賞受賞。他に「小さな市街図」「セミの追憶」など。
フレミング【John Ambrose Fleming】
[1849〜1945]英国の電気工学者。フレミングの法則を発見し、二極真空管を発明するなど、電磁気学・電子工学に貢献。
フレミング【Ian Fleming】
[1908〜1964]英国の小説家。英国諜報部員ジェームズ=ボンドを主人公にしたスパイ小説「007」シリーズで、世界的な人気を博した。他の著作に童話「チキチキバンバン」など。
フレーゲ【Gottlob Frege】
[1848〜1925]ドイツの数学者・哲学者。論理主義の立場から数の理論の基礎づけを試み、現代の記号論理学の創始者となった。また、語や文の「意義」と「意味」を区別して、言語分析哲学の基礎を築いた...
フレーブニコフ【Velimir Khlebnikov】
[1885〜1922]ロシア・ソ連の詩人。ロシア未来派の創設者・指導者。先端的な言語実験を行い、ネオロジズムやザーウミ(意味を超えた言語)を駆使した作品を書いた。代表作、詩「笑いの呪文」「鶴」、...