ラマルク【Jean-Baptiste de Monet Lamarck】
[1744〜1829]フランスの博物学者。無脊椎動物を研究して分類を体系づけ、「無脊椎動物の体系」「動物哲学」などを著して自然発生的進化論に言及。
ラマルティーヌ【Alphonse Marie Louis de Prât de Lamartine】
[1790〜1869]フランスの詩人・政治家。ロマン派の代表的詩人の一人。1848年の二月革命では臨時政府外相に就任した。作「瞑想詩集」「静思詩集」など。
ラム【Charles Lamb】
[1775〜1834]英国の随筆家・詩人。繊細なユーモアと庶民的ペーソスにあふれた「エリア随筆」で有名。ほかに姉メアリーとの共著「シェークスピア物語」など。
ラムセス‐にせい【ラムセス二世】
《Ramses Ⅱ》前13世紀、エジプト第19王朝第3代の王。ヒッタイトと戦い、両国の勢力範囲を確定。また国内では各地に神殿、巨大な彫像やオベリスクなどを建設した。ラメス。生没年未詳。
ラムゼー【William Ramsay】
[1852〜1916]英国の化学者。アルゴン・ヘリウムやネオンなどの希ガス族元素を発見。また、ラジウムからのヘリウムの放出を確認し、放射性元素崩壊説を出した。1904年ノーベル化学賞受賞。
ラムネ【Félicité Robert de Lamennais】
[1782〜1854]フランスのカトリック思想家。初めは教皇至上主義の司祭であったが、のちに時の教皇と対立して破門され、以後はキリスト教社会主義を唱えた。著「宗教無関心論」「信者の言葉」など。
ラ‐メトリ【Julien Offroy de La Mettrie】
[1709〜1751]フランスの哲学者・医師。デカルトの影響を受けて「人間機械論」を発表、唯物論的、無神論的思想を説いた。ほかに「霊魂の自然誌」など。
ラモー【Jean-Philippe Rameau】
[1683〜1764]フランスの作曲家・音楽理論家。フランスの宮廷オペラを発展させ、また、「和声論」などを著して近代和声学の基礎を築いた。作品に「クラブサン曲集」など。
ラルボー【Valery Larbaud】
[1881〜1957]フランスの詩人・小説家。精細な心理描写を特色とし、コント・詩・日記の3部からなる「A=O=バルナブース全集」などにより、文学的コスモポリタニズムの先駆者となった。ほかに小説...
ラロ【Édouard Lalo】
[1823〜1892]スペイン系のフランスの作曲家。ロマン的で色彩感豊かな管弦楽法で知られる。作品に「スペイン交響曲」など。