たい‐せい【戴聖】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は次君。叔父の戴徳(たいとく)を大戴とよぶのに対し、小戴とよぶ。「礼」を后蒼に学び、現在の「礼記(らいき)」である「小戴礼」49編を作っ...
たい‐とく【戴徳】
中国、前漢の学者。梁(りょう)(河南省)の人。字(あざな)は延君。甥(おい)の戴聖(たいせい)を小戴とよぶのに対し、大戴とよぶ。戴聖とともに「礼」を后蒼(こうそう)に学び、「大戴礼(だいたいれい...
ついしゅ‐ようぜい【堆朱楊成】
室町時代以降、堆朱の技法を伝えた家系の世襲名。足利義詮(よしあきら)に仕えた長充(ちょうじゅう)が中国の元代の名工張成・楊茂の一字をとって楊成と称したのに始まる。明治から昭和にかけて20代まで業...
デキウス【Gaius Messius Quintus Trajanus Decius】
[201ころ〜251]ローマ皇帝。在位249〜251。パンノニア出身。帝国の統治強化のためローマの伝統的な神々の祭儀復興を図り、キリスト教徒を迫害。
とつか‐ようじ【戸塚洋二】
[1942〜2008]物理学者・天文学者。静岡の生まれ。小柴昌俊に師事し、カミオカンデ・スーパーカミオカンデの建設にたずさわる。平成10年(1998)、ニュートリノに質量があることを確認。平成1...
なんだ【難陀】
《(梵)Nandaの音写》 1 釈迦の異母弟。孫陀羅(そんだら)難陀。 2 釈迦の弟子の一。牧牛難陀。 3 唯識十大論師の一。6世紀ごろのインドの仏教学者。 4 「難陀竜王」に同じ。 《(梵...
ニーチェ【Friedrich Wilhelm Nietzsche】
[1844〜1900]ドイツの哲学者。ギリシャ古典学、東洋思想に深い関心を示して近代文明の批判と克服を図り、キリスト教の神の死を宣言。善悪を超越した永遠回帰のニヒリズムに至った。さらにその体現者...
べい‐ゆうじん【米友仁】
[1072〜1151]中国、北宋末・南宋初の画家・書家。襄陽(じょうよう)(湖北省)の人。字(あざな)は元暉(げんき)。号、懶拙道人(らんせつどうじん)など。父米芾(べいふつ)を大米というのに対...
ベネディクトゥス【Benedictus】
[480ころ〜547ころ]イタリア中部、ヌルシア生まれの修道者。529年ごろモンテカッシーノにベネディクト修道院を設け、西方教会における修道院制を創始した。ヌルシアの聖ベネディクトゥス。英語名、...
みやはら‐あきお【宮原昭夫】
[1932〜 ]小説家。神奈川の生まれ。予備校・学習塾の講師を経たのち、創作の道に入る。「誰かが触った」で芥川賞受賞。社会性の高い作風で知られるが、ユーモア小説も手がける。他に「石のニンフ達」「...