ホジキン【Alan Lloyd Hodgkin】
[1914〜1998]英国の生理学者。細胞膜のイオン機構を発見し、神経の興奮伝導のしくみを解明した。1963年、A=F=ハクスリー、J=C=エクルズとともにノーベル生理学医学賞を受賞。
ホジキン【Dorothy Mary Crowfoot Hodgkin】
[1910〜1994]英国の化学者。エジプトの生まれ。X線回折法により、ペニシリン・インスリンなどの結晶たんぱく質の分子構造を解明した。1964年ノーベル化学賞受賞。
ほんじょ‐たすく【本庶佑】
[1942〜 ]医学者。京都の生まれ。専門は分子免疫学。免疫系が多様な抗原を認識し効率的に排除するために重要な、抗体のクラススイッチと体細胞高頻度突然変異の仕組みを解明。これらに関与する酵素AI...
ボベ【Daniel Bovet】
[1907〜1992]イタリアの生理学者。スイスの生まれ。神経伝達物質を研究。筋との伝達を遮断するクラレ様物質の合成の研究により、1957年ノーベル生理学医学賞受賞。
ボーア【Niels Henrik David Bohr】
[1885〜1962]デンマークの理論物理学者。量子仮説の導入により原子構造を解明し、元素の周期律を説明。相補性原理の提唱など、原子物理学の進歩に貢献した。また原子力の国際管理を提言。1922年...
ポントピダン【Henrik Pontoppidan】
[1857〜1943]デンマークの小説家。自然主義の立場から社会の虚偽や偽善を描いた。1917年ノーベル文学賞受賞。作「約束の土地」「幸福なペール」など。
ポーリング【Linus Carl Pauling】
[1901〜1994]米国の物理化学者。量子力学を化学に応用し、化学結合について量子力学的共鳴の概念による説明に成功。たんぱく質の螺旋(らせん)構造、抗原抗体反応、ビタミンCの効用なども研究。第...
マイケルソン【Albert Abraham Michelson】
[1852〜1931]米国の物理学者。ドイツの生まれ。精密な二光線干渉計を発明、マイケルソン・モーリーの実験を行う。1907年ノーベル物理学賞受賞。
マイヤーホーフ【Otto Fritz Meyerhof】
[1884〜1951]米国の生理化学者。ドイツ生まれ。ナチスに追われ渡米。筋肉における乳酸の生成などを研究し、筋収縮のエネルギーが解糖によって得られることを解明した。1922年ノーベル生理学医学...
マクミラン【Edwin Mattison McMillan】
[1907〜1991]米国の物理学者。サイクロトロンの開発に従事。超ウラン元素ネプツニウムを発見。シンクロトロンの原理も発見し、製作した。1951年、シーボーグとともにノーベル化学賞受賞。