はやの‐はじん【早野巴人】
[1676〜1742]江戸中期の俳人。下野(しもつけ)の人。通称、甚助。別号、夜半亭など。江戸へ出て宝井其角・服部嵐雪に師事。門下に与謝蕪村がいる。
はやま‐よしき【葉山嘉樹】
[1894〜1945]小説家。福岡の生まれ。本名、嘉重(よししげ)。雑誌「文芸戦線」に参加し、プロレタリア文学初期の代表的作家となった。小説「淫売婦」「海に生くる人々」など。
はやみ‐ぎょしゅう【速水御舟】
[1894〜1935]日本画家。東京の生まれ。旧姓、蒔田。本名、栄一。日本美術院同人。細密な描写による象徴的世界を創出、琳派(りんぱ)の装飾性と写実との合体を図るなど、日本画の近代化を推進。代表...
はやみ‐まさる【速水優】
[1925〜2009]銀行家。兵庫の生まれ。日本銀行で名古屋支店長や理事を歴任。退行後は経済同友会代表幹事などを務めるが、平成10年(1998)日銀に復帰し総裁に就任、デフレ脱却を目指しゼロ金利...