ウィリス【William Willis】
[1836〜1894]英国の医者。1861年(文久元)公使館付き医員として来日。戊辰(ぼしん)戦争で官軍の治療に従事。のち、鹿児島に招かれ、医学校長・病院長となる。81年(明治14)帰国。
ウィルバーフォース【William Wilberforce】
[1759〜1833]英国の政治家。小ピットと共同して奴隷貿易廃止運動に尽力。死後、奴隷解放法が制定された。
ウォラストン【William Hyde Wollaston】
[1766〜1828]英国の化学者・物理学者。白金鉱石の分析を通して新元素パラジウム・ロジウムを発見。また、可鍛性(かたんせい)白金の製法を考案し、極細の白金線(ウォラストン線)の作成に成功する...
エアトン【William Edward Ayrton】
[1847〜1908]英国の電気工学者。1873年(明治6)日本政府の招きで来日し、電気工学の基礎を築くのに寄与。日本最初のアーク灯の点灯に成功。
エンプソン【William Empson】
[1906〜1984]英国の批評家・詩人。ケンブリッジ大学在学中に書いた評論「曖昧の七つの型」で、ニュークリティシズムへの道を開いた。詩風は難解。日本の大学で教鞭(きょうべん)をとったこともある...
グラッドストン【William Ewart Gladstone】
[1809〜1898]英国の政治家。自由党の党首として四度内閣を組織し、保守党のディズレーリとともに二大政党による議会政治を推進。選挙法改正やアイルランド問題の解決など自由主義的改革を実現。
グリフィス【William Elliot Griffis】
[1843〜1928]米国の教育者・宗教家。1870年、来日。福井藩の理科教師となり、のち、大学南校で教える。帰米後、講演や著述で日本を紹介。著「ミカドの国」など。
コリンズ【William Wilkie Collins】
[1824〜1889]英国の小説家。英国探偵小説の先駆者。作「白衣の女」「月長石」など。
ブライアント【William Cullen Bryant】
[1794〜1878]米国の詩人・ジャーナリスト。清教徒的倫理観と自然愛とをうたった。詩「水鳥へ」「森の聖歌」など。
ルイス【William Arthur Lewis】
[1915〜1991]英国の経済学者。特に開発途上国の経済構造を分析、農業から工業へと労働力が移動する枠組みを表す「二重経済モデル」を構築した。1979年、米国のセオドア=シュルツとともにノーベ...